MINATOシティプロモーションクルー認定事業(区分C)
裏新橋カフェ散歩
東京都港区の「裏新橋」。明治5年の新橋~横浜間における鉄道開通前後から、このエリアには日本におけるカフェや喫茶店に関する文化のルーツがありました。秘められたこの街の魅力に、あなたもそっと触れてみませんか?
◎記事更新・ 2024年3月28日
・ サーバエラーの復旧
・Instagram、Facebookの動画データの修正
◎記事更新・2024年2月7日
【進捗報告】イラストマップ&ブックレットの制作
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「裏新橋」について
いわゆる新橋の南半分(新虎通りの南)。新橋4丁目の南側から、新橋5丁目・6丁目を含むエリアを指します。
東:第一京浜(国道15号)
西:日比谷通り
北:新虎通り
南:通り名称不明
江戸期においてはそのほとんどが大名屋敷であり、明治維新後には洋家具やメッキ加工の町として住宅・商店・町工場等が急増し発展しました。また新橋駅(旧汐留貨物駅)に近いため、コーヒーの物流拠点として栄えた可能性が高いと思われます。
そしてその影響か今も喫茶店やカフェが多数点在し、近年の「昭和レトロブーム」にてSNSの普及に伴い老若男女に注目されつつあるエリアとなっています。
喫茶店文化のルーツ?
この企画は当初「鉄道開通150周年」に合わせて、
「コーヒーが横浜から新橋に文明開化と共に運ばれて広まったのでは?」
という仮説による地域ガイドコンテンツの企画でした。しかしながら実際に文献調査等のリサーチを進めると、史実はそのように単純なストーリーではありません。
明治維新後、現在の新橋5~6丁目近隣にていくつか政府機関では洋式のライフスタイルが採用されていました。それを支える洋家具会社、製パン会社、および乳業会社の存在が偶然ともいえる相乗効果を生み、後のカフェや喫茶店へと続く文化がこの界隈で徐々に醸成されていったと考えられます。
つまり、日本の喫茶店やカフェの文化はこの地から始まった可能性があるのです。
今後も継続的に情報を発信予定
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